Innovation「革新」はパウエルの伝統

カネトウ楽器初となる、アメリカの老舗フルートメーカーである、パウエルフルートのフルートを期間限定で展示しております。

今回は、パウエルフルートより満を持して登場したエントリーモデル「ソナーレシリーズ」、パウエルの伝統を象徴する「シグネチャーシリーズ」、そしてパウエルの技術が詰め込まれたハンドメイドである「コンセルヴァトリーシリーズ」の3シリーズより各種展示しております。もちろん全て試奏可能です。

創設者であるVerne Q. パウエル｡1880年､彼は宝石商に生まれ、木製フルートが主流だった当時､バレルはフランス製の銀のフルートを愛用していました｡パウエルは、7本の銀のスプーン､3個の銀時計ケース､何枚かの銀貨で､銀のフルートを独力で作り上げてしまうほどの情熱をフルートに傾けていました。誰から教えられることなく自力で製作されたフルートは､美しい音色を響かせ､その評判はたちまちフルーティストの間に広がっていきました｡後にこのフルートは､伝説の「ティースプーン･フルート」と呼ばれ､語り継がれます｡

Verne Q. パウエル･フルート社における､音色､スケール､メカニズム､フォルムへの飽くなき追求､Innovation 革新 は､パウエル･フルートをついにフルートの頂点に導きます｡

こうして､Verne Q. パウエルの卓抜したクラフトマンシップの証は今も受け継がれているのです｡