アップライトピアノの場合、鍵盤とハンマーをつなぐアクション部分だけでも5,000を超える部品が使われています。弦も200本以上張られていて、全体で約20tもの力がかかっています。またアコースティックピアノは電気製品と違い、木材や羊毛などの天然素材が多く使われているため、温度や湿度など周囲の環境からいつも影響を受けています。ピアノを気持ちよく弾いていただくためにも、いつも美しい音色をかなでてもらうためにも、数々の部品の動き方、音の高さを調整・調律する必要があります。”調律”はピアノの健康診断としても大切です。
たとえピアノを弾いていなくても、時間が経つにつれて次第に弦は伸びていき、音程が乱れてきます。正しい音程で弾いていただくためにも、1年に1度の定期的な調律をおすすめいたします。そのほかにも下記のような症状がみられる場合には、調律を依頼してください。
鍵盤やアクションを微調整して、タッチ・弾きごこちを整えます。
弦を絞めたり緩めたりして音程を合わせます。1つの音で複数の弦が張られているところは、音程が心地よく合うように調整しなければなりません。
ハンマーを整え、音量・音色・全体の音のバランスを整えます。ハンマーはピアノの音色を左右する、大切な部品の一つです。
※長期間放置の場合、またはお客様よりタッチ・音色等にご希望があった場合は、別途料金をいただくことがあります。
※調律以外でも各種修理、調整等承ります。お気軽にお問合せくださいませ。
※こちらの表示金額は、全て税別となっております。
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